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不破内親王ゆかりの場所

 姉の井上内親王に比べ、あまり人気のない彼女。やはりその「お騒がせ」ぶりが印象を悪くしているのでしょうか。ゆかりの場所といっても、今のところこれくらいしかありません。ここにあげた以外の場所をご存知の方がいらっしゃれば、是非教えていただきたく存じます。


◆摩湯山古墳および淡路神社◆ 大阪府岸和田市摩湯
本文で紹介した、不破内親王の墓と伝わる大型古墳。一説によると茅渟王(皇極・斉明天皇、孝徳天皇の父)の墓ともいいます。
一方、隣にある淡路神社は式内小社で、現在の祭神は伊佐奈岐命、菅原道真ですが、不破内親王を祀るという説もあります。社伝によれば、不破内親王がここに遷された際、淡路の伊佐奈岐神社から勧請されたとのことです。
淡路神社 境内の倉庫にある摩湯町のだんじり
たまたま「だんじり祭り」の日にぶつかりました。これは必見! お祭り本番の日よりも、その一週間前にやる試験曳きの方が観光客が少なくておすすめでしょう。
(交通)南海電気鉄道・岸和田駅またはJR阪和線・久米田駅からバス。

◆王塚古墳および萬木の森跡◆ 滋賀県高島郡今津町日置前および安曇川町青柳周辺
王塚古墳は彼女の夫である塩焼王の墓であると伝えられています。彼は恵美押勝の乱に巻き込まれて、現在の滋賀県高島町付近で斬殺されました。直径35mの円墳で、継体天皇の父親、彦主人王の墓という伝承もあり、こちらの方が真実に近いかも。
一方、萬木(ゆるぎ)の森は『枕草子』にも出てくる歌枕であり、ここに塩焼王の霊を祀ったという言い伝えがあります。が、今ではかつての面影はほとんどないそうです。
(交通)まだ行ったことがありません。

◆氷上志計志麻呂供養塔◆ 高知県須崎市野見
山の中に天文二十四(1555)年建立の板碑と五輪小塔二基を納める親王宮があります。詳しくは 氷上志計志麻呂供養塔訪問記 をご覧ください。
(交通)須崎市街から市営バス。

◆松虫寺および松虫神社◆ 千葉県印旛郡印旛村松虫
本文で紹介した通り、彼女(松虫姫)を主人公にした伝説が残されている唯一の場所です。紫陽花や藤の花でも有名。周りのあちこちに彼女にまつわる遺蹟が残っています。
松虫寺山門 松虫寺境内
(交通)北総開発鉄道・印旛日本医大駅下車、徒歩25分くらい。もともとこの駅の開業前の仮称は「松虫」でした。それがいざ開業してみると、何ともつまらない名前になってしまいました。「松虫」だったら入場券くらい買ったのに、残念でなりません。


本文はここからどうぞ

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