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京都・久世の六斎念仏

場所:京都市 南区 久世上久世町 蔵王堂光福寺
日時:平成16年8月31日(金)
伝承団体:久世六斎保存会

 夏になると京都のあちこちで行われている六斎念仏−その起源は平安時代の頃に空也上人が始めたものといいますが、今となってはその真偽のほどは明らかではありません。現在のような姿は、遅くとも江戸時代中ごろには確立されていたようです。

 元来は鉦や太鼓を鳴らしながら念仏を唱えて、民衆を教導するというものであったらしいのですが、次第に種々雑多な芸能を取り入れて、今では面白さ満戴のバラエティーショーのようなものになっています。アクロバット的なものまで見せてくれます。

 興味深いのは、六斎念仏を伝えている地区を地図の上でチェックしてみると、その多くはいずれもかつての京市街の周縁部に分布しているということです。昔は京の街中にまで出向いていって演じることもあったようですが、例えば京都の夏を代表する祇園祭りが町衆たちのものであったとすれば、六斎念仏はその近郊に住んでいた農民たちの祭りであったといえましょう。観光客でいっぱいの祇園祭りと対照的に、今でも地元の人たちが中心の祭りのようです。

六斎念仏1

舞台の全景


六斎念仏2

何故か「ひょっとこ」も登場


六斎念仏3

太鼓をいかに素早く、そして力強く叩くかを一人ずつ競演します。
ここで個人の上手下手が出るようです。


六斎念仏4

これは二人で演じている獅子舞。中はどうなっているのか?


六斎念仏5

最後は土蜘蛛が登場して、獅子に糸を放射!
観客は先を争って、この糸を取りあいます。


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